行政書士試験学習方法1  法令科目編

行政書士試験の法令科目は10科目です。
まずこれらは、公法分野(国家と個人の間を取り決めるルール)と私法分野(個人と個人との間を取り決めるルール)に分けられ、公法分野での基礎の位置づけに「憲法」、応用の位置づけに「行政法の一般的な法理論」「行政手続法」「行政不服審査法」「行政事件訴訟法」「国家賠償法」「地方自治法」があります。
同様に私法分野の基礎の位置づけには「民法」があり、「商法(会社法含む)」が応用にあたります。
そしてこれらすべての応用として、「基礎法学」があります。

【基礎法学のポイント】
「基礎」とついているのでつい最初に手をつけたくなる基礎法学ですが、実はこれが落とし穴です。この科目は非常に抽象的な問題が多く、一番対策が立てづらいのです。そのため、他の科目を一通り勉強したあとに、最後の仕上げという気持ちで手を付けることをおすすめします。

【法令科目の学習順】
憲法から学習を始めるのが効率的です。国内の法規範全ての最上位に位置しているものであり、また小学生のころから慣れ親しんでいるので、法律を勉強するのが初めてという人にもなじみやすいからです。
その次は日常生活に一番密接で親しみのある民法が良いでしょう
これらはそれぞれが公法分野と私法分野の基礎にあたるため、最初におさえておけばその後の応用部分もスムーズに理解が進むという利点もあります。

【記述式問題のポイント】
法令科目での記述式問題では、各法令のキーワードとなる用語をしっかり理解しているかどうかが求められます。そのため、語句ひとつひとつを正確に書けるような訓練も必要です。